キャメロン監督『ターミネーター』解説あらすじ

ジェームズ=キャメロン

はじめに

キャメロン監督『ターミネーター』を書いていきます。

演出、背景知識

コーマン門下のSF活劇

 ロジャー=コーマンの門下としてキャリアをつんだキャメロン監督は、やはり怪奇映画やSF映画の根本的なところを分かっているので、本作もすごく演出が完成されています。

シリーズの顛末

 『ターミネーター』シリーズは一作目の本作は、コーマン門下生らしい、低予算のB級映画仕立ての傑作SF活劇ですが、2作目からは予算や製作規模も大きくなって、超大作路線がキャメロン監督のなかで定まっていきます。

 ところが、2作目を最後にキャメロン監督がシリーズの監督を離れてしまい、シリーズは低迷していきます。個人的には『ターミネーター3』は湿度高めな1と2との差別化に成功しており、1にちかいB級SFの佳作という感じで好きなのですが、それ以降の作品は擁護できません。

物語世界

あらすじ

 ある夜、ロサンゼルスの郊外に青い電光とともに全裸の大男が現れます。男は不良グループを殺害し服を奪い、銃砲店で店主を殺害し武器を手に入れます。そして、電話帳を元に「サラ=コナー」という名前の女性を次々に殺害していきます。
 一方、若い男も電光と共に全裸で現れ、服と銃を手に入れサラ・コナーを探し始めます。
 大学生のサラは、テレビニュースで見た自分と同姓同名の女性が連続殺人の標的になっていると知り、警察に保護を要求します。

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