はじめに
ミラー監督『マッドマックス2』解説あらすじを書いていきます。
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演出、背景知識
シリーズの方向性を確立
本作はマッドマックスシリーズ(1.2.3.4)の2作目にあたる作品です。
このシリーズは2からポストアポカリプスものの西部劇風のSF映画になっていきますので、本作でシリーズの路線が定まりました。ジョジョの3部みたいな立ち位置です。
神話的象徴
このシリーズは2から、顕著に神話的象徴の手法が取り入れられるようになり、エリオット『荒地』やフォークナー『響きと怒り』以降のモダニズムのモードを踏まえています。2でも文化人類学的なエッセンスが濃厚で、キャメロン監督『アバター』をも連想します。
本作もマックスという英雄の放浪が描かれていきます。毎度ロードムービーとしての完成度が一級で、ヴェンダース(『パリ、テキサス』)のフィルムを思わせます。
股旅もの
本作は全体的に西部劇のバリエーションになっており、修正主義的西部劇以降のモードを踏まえています。
マックスという主人公が各地を放浪し、現地で問題を解決するという、長谷川伸の股旅ものや『シェーン』のような様式がここに確立しました。
物語世界
あらすじ
北部民族長老は、幼い頃に出会った「マックス」という男について回想します。
前作の直後に二大国間で勃発した世界大戦により文明は崩壊。枯渇した石油を巡り、凶悪な暴走族が略奪を繰り広げる荒廃とした砂漠の世界へと変貌しました。元警官のマックスは、前作で家族を失ったショックから生きる希望と目的を失い、相棒である犬と共に、愛車V8インターセプターを走らせ、荒野を彷徨っていました。



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