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ゼメキス監督『バック・トゥ・ザ・フューチャー』解説あらすじ

1980年代解説
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始めに

始めに

今日はゼメキス監督『バック=トゥ=ザ=フューチャー』についてレビューを書いていきます。シリーズ(1.2.3)一作目です。

 

演出、背景知識

スピルバーグ流の新古典主義

 本作の演出家ロバート=ゼメキス監督はスティーブン=スピルバーグ(『ジョーズ』『インディ=ジョーンズ』シリーズ[1.2.3.4])の衣鉢を継ぐ新古典主義者として知られています。その点では大林宣彦監督(『ふたり』)、黒沢清監督(『CURE』)などと重なりますが、ゼメキスのその手腕は並はずれており、黒沢清すら上回っているようにも感じられます。スピルバーグのフォロワーとしては、ジョー=ジョンストン(『ロケッティア』)、シェーン=ブラック(『ザ=プレデター』)にも匹敵します。

タイムトラベルSF、ロックカルチャー

本作品はタイムトラベルSFの代表的な作品です。レトロフューチャー的なビジュアルが特徴で、ギミックの一つ一つに丁寧な遊び心があります。トウェイン『アーサー王宮廷のヤンキー』のように、現代の冴えなくてイケてないロックファンが、ロックの成立する前の時代へとタイムスリップしてオタク知識を活かし、ロックンロールの起源となってしまいます。

 ヴァン=ヘイレン「Jump」のパロディのような「Power of love」も、80年代という50年代と並ぶアメリカの黄金時代を象徴する、享楽的でジャンクフードめいた味わいのある曲です。「ゴーストバスターズ」にも似て、ラモーンズのパンクロックのような風味すらあります。

物語世界

あらすじ

 1985年のカリフォルニア州ヒルバレーに住むマーティ・マクフライは親友であるエメット・ブラウン博士(ドク)から、長年の宿願だったタイムマシンが完成したことを聞かされ、彼の実験を手伝います。

 しかしタイムマシンの肝である次元転移装置の燃料として用いるプルトニウムを調達するためにドクが騙したリビアの過激派の襲撃され、AK47の凶弾に倒れてしまいます。同じく命を狙われたマーティはとっさにタイムマシンに乗ってモールの駐車場内を逃走するが、シフトレバーを動かす際にひじで次元転移装置のスイッチを入れてしまったため、図らずも30年前の1955年11月5日にタイムスリップしてしまいます。

総評

全作素晴らしいシリーズ

全作魅力的で素晴らしい名作シリーズです。おすすめ。

関連作品

・馬場監督『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』:本作のパロディ

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