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井上敏樹脚本『仮面ライダーアギト』感想紹介

2000年代
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始めに

 井上敏樹脚本『仮面ライダーアギト』感想紹介を書いていきます。

背景知識、演出

前作との関係

 本作品は、未確認生命体第4号が未確認生命体を滅ぼしてから2年後を舞台としています。また仮面ライダーのデザインもクウガを踏まえるものになっています。

 警察が中心になったり、シリアステイストだったりも前作から継承しています。

ニューエイジSF

 本作は全体的にニューエイジSFとしてのテイストが強いです。

 ニューエイジは人間の潜在能力、超越者とのつながり、超自然的な力、汎神論、エコロジー思想などを包摂する20世紀後半のスピリチュアルのことで、神智学などを前史としていて、SFやファンタジーなどの文化に影響しました。

 『新世紀エヴァンゲリオン』なんかもニューエイジとか神智学、オカルトネタが豊富なのですが、かなり本作はエヴァと重なります。

 平成第一期ライダーは平成ガメラ三部作の影響が大きいですが、本作は三作目の神秘的なテイストとの類似性を感じます。

物語世界

あらすじ

“未確認生命体事件”の終息から2年の月日が流れたある日、沖縄県の与那国島海岸に人知を超えた謎の遺物・オーパーツが流れ着きます。

 全国で猟奇的連続殺人事件が発生し、警視庁はこの事件の犯人を未確認生命体を超える「アンノウン」と命名し、未確認生命体対策班 (SAUL) に専属捜査を命じます。

 3人の仮面ライダー、SAULに配属された若き特務刑事・氷川誠=G3、瀕死の重傷を克服した後に変容する大学生・葦原涼=ギルス、記憶喪失でありつつアンノウンを倒していく家事手伝いの青年・津上翔一=アギトの物語が交錯していきます。

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